キリマンジャロ登山~登山編ー2日目ーウクレレとケニー~
ジャンボ!
キリマンジャロから帰ってきて1カ月半が経ちますが
山に行きたくて、ワクワクしています、、
早く自由に外に出かけられる日が来るのが待ち遠しいですね、、
ブログは登山2日目から
朝6:00にポーターの中でも、ウェイター役をやってくださっているアリが起こしに来てくれました。
起きるとすぐに、洗面台に暖かいお湯を用意してくれて
それで顔を洗って準備をすませ
朝ごはんを食べに、大きなテントに行きました。
朝ごはんは、右上にあるのがアボカドで、左上にあるのがチャパティです。
チャパティにバターとアボカドをのせて 、塩をかけて食べると激うまでした!
朝ごはんを食べ、歯を磨いていると
ガイドのバルバナスがやってきて
バルバナス:「水はあるか?ハイドレーションと水筒をポーターに渡せば、満たしてくれるから、いれてもらっておきな。」
なんか、いちいちかっこいいな、、
ハイドレーションに2L、水筒に1L。
計3Lの水をリュックに入れて、出発しました!
2日目は、標高3000mからシーラケープと呼ばれる標高3750mのキャンプ場まで登りました。
標高が上がるにつれて、気候と周りの風景が変わって行きます。
1日目の熱帯雨林とは変わり、低い植物が増えてきました。
この地域は、moorland=泥炭地と呼ばれる地域で
サバンナのような風景が広がっていました。
この日は6日間のツアーの中でも一番、歩く距離が短い日で
午後13:00にはキャンプに到着する日程でした。
歩き始めると、昨日教わったキリマンジャロの歌をだんだんと覚えてきました。
僕:「ジャンボ、ジャンボ、ボワナ、ハバリガ二!」
ジャクソン:「めっちゃ覚えたじゃん!」
スワヒリ語の歌詞の意味を教えてもらいながら登っていくと
また片頭痛が襲ってきました。。
片頭痛がきた瞬間、一気に楽しくなくります。
昨日とは違い、この日は晴れていた為にそんなキツくはなかったので
なんとか穏やかに登り続ける事ができました。
登り始めてから2時間半で、一度休憩を取ろうという事になりました。
この休憩した場所では、崖をちょっと登ると良い眺めだといわれ、、
登ってみると、、
下界を一望する事ができました!
自然が広大で、初めてこの山を登った人はどうして登ろうと思ったんだろう、、
と考えさせられました。
相棒のロシナンテをぱしゃり。
こころなしか、笑ってるように見える、、
登山中にも食べられるように、日本から大量の飴を持ってきていたので、登りながらなめてました。
大好物の金のミルクをなめながら登っていると、気分もだんだん上がってきます!
歩き始めてから4時間ほど経つと、、
だんだん植物が少なくなってきて、岩肌が目立つようになってきました。
ちょっとずつ、植物も涼し気な雰囲気を持ち始めます。
植物が生きていける標高には限界があるそうで、
森林限界と呼ばれる、植物が生きられる限界の標高は3600m~3800mだそうです。
この日泊まるキャンプの標高が3750mなので
登っていくにつれて、だんだんと植物の数が少なくなっていきます。
この日は霧が濃かったり、途中少し雨が降ったりしましたが
ほとんどは好天で、登るのは楽でした!!
午後13:00
シーラケープキャンプに到着!!
ポーズはわが母校、東京農大の名物「大根おどり」のつもりです(笑)
この日は早くキャンプ場についた為
キャンプ場で、お昼ごはんを食べました!
大量のパスタと焼きそばのハーフみたいなやつ(笑)
とパパイヤがお昼ご飯でした!
味は本当に、パスタと焼きそばのハーフみたいな感じ!!
標高が4000mに近づいてきて
だんだんと慢性的に胸やけするようになってきました、、
その為に全然食欲が出ずに、お昼はあまり食べる事ができませんでした、、
お昼を食べ終え、すこしの仮眠をとりました。
この日も疲れていた為に、すぐに仮眠をとる事ができました。
仮眠から目覚めると、すごく気持ちいい!!
お茶を用意したから飲みなと言われ
大きなテントに移動
お茶を飲んでいると、メンバーの紹介があると言われ
外に呼び出されました!
ポーター、シェフ、ガイドの計12名が歌でお出迎えをしてくれました!
タンザニアの人たちは、下半身の関節が日本人より多いのではないだろうか?と思うくらいに、気持ちよくおしりを揺らし、手拍子しながら歌を歌ってくれたのですが、、
これがすごいのれる!!
なんか踊りだしたくなるリズムでとても素敵でした、
そのあと皆の自己紹介をしてくれました。
やはり陽気な人たちで、とても楽しかったです!
その後、大きなテントに戻る途中で
自分のテントからあるものを、取りにいきました。
実はぼく、なるべくいらない荷物を減らさないといけないキリマンジャロの地において、、
ウクレレを持ってきました!!
そのウクレレをテントに持っていき
ジャカジャカ、弾いてると
とても楽しい!!!!!
無駄だけど、無駄じゃなかった!!
何曲か弾いていると、突然、、
「ノックノックこんにちはー。」
とすらすらとした日本が聞こえてきました、、、
どういうこと!!??
と思っていると、アジア系の顔をした男性と
白人の女性がテントに入ってきました!
話を聞いてみると
この二人は、アメリカから来た登山者で
韓国系アメリカ人の男性のポーは日本語が少ししゃべれるとのこと!
そして、どこからか音楽が聞こえてきたので入ってきてくれたそうです!
ウクレレ持ってきててよかった!!
それから、何曲か一緒に歌っていると
女性のジョーが、ちょっとこの辺を散歩してみない?
と言ってきたので、
キャンプの周りを散策しました!!
このシーラケープ、昔は洞窟状になっている所に人々は泊まっていたらしく
いまでも洞窟の中に入る事ができます。
しかし、洞窟の中で寝泊まりする事は現在禁止になっています。
みんなで洞窟の中に入ってると、突然
ジョー:「この崖登らない?」
僕:「!?」
結局、僕はサンダルだったので登らなかったですが、
一緒にいった友達のレイが、ジョーと一緒に登ってました(笑)
写真でみると結構の崖ですね、、
僕たちは、迂回をして崖じゃないところから登りました!
洞窟の上は小高い丘になっていて
山でよくみる、石を積み上げたやつがたくさんありました!
ジョー:「一緒にこれ作ろうよ!」
皆で、石を運んで積み上げました(笑)
ジョーとポーはてっきりカップルなのかと思っていたら
全くそんな事はないらしく、、
ジョーが長い休暇を取れたので、会社中の人に一緒にキリマンジャロ登ろうよ!
って言って回ったら、ポーがいいよ!って言ったらしく(笑)
一緒に来たらしいです!
数回話した事がある程度だったらしいのですが、、
すごい行動力(笑)
丘を下ると、ご飯の時間だったので、ジョーとはお別れしました!
この日も、昨日のスープがでてきて
スープを食べ終えると
山もりのグリーンピースご飯みたいやつと、ビーフのトマト煮がでてきました!
これも結構おいしかったですが、
胸やけのせいで、あまり食べる事ができませんでした、、
この日も、ご飯を食べ終えるとバルバナスが次の日の説明をしてくれました!
バルバナス:「明日も7:00に出発するけど、今日君たち遅かったから、もう少し早く起こすね。」
と言われました。
ごめんなさい。(笑)
日本人は時間にシビアな、はず、
この日も、ご飯を食べ終えてテントに行きました。
当たり前ですが、この6日間はシャワーに入りません。
なので、汗拭きシートで全身を拭きますが
長時間の歩行で蒸れてお尻がかぶれてきた、、
試しに、汗拭きシートで拭いてみると、、
死ぬほど沁みました、、(笑)
しかし、拭いたらすっきりし
その後はすぐに、眠ることができました!
次回、ケニー異世界に行く。
お楽しみに!!