標高4000mで歌う~キリマンジャロ登山ー4日目~
ジャンボ!
お久しぶりです。
自粛があけて、なかなかブログが書けないでいました。
皆さんはいかがおすごしでしょうか?
キリマンジャロの記憶が新しいうちに、最後まで書き上げていこうと思います。
もう少しお付き合いください!
4日目
この日は1週間の登山の中で一番、キツイ日程でした。
まず、朝から夕方にかけてキャンプまで登り
仮眠をとってから、深夜山頂にアタックするという事で
少しの緊張した状態で、朝目覚めました。
標高3960mのバランコキャンプでは、ちゃんと睡眠を取る事もできず、、
疲れが完全に取れ切ってない状態でした。
前日と同じように、朝はチャパティと果物でしたが
標高が上がる度に、食欲はどんどんなくなり
朝も少ししか食べる事ができませんでした。
そんな状態の中、すこし早く6:30くらいにバランコキャンプを出発しました。
もうこのあたりは、充電も元気もなく、写真はかなり少なくなってしまいます💦
ご了承ください。
この日はいきなり、バランコウォールという壁を登りました。
聞いた時は「壁?」となりました、、
だって壁って登れないですよね?
のぼり始めると、傾斜のかなり厳しい道が続いており
いつもはトレッキングポールを使って登っていたのですが
この日はポールなしで、岩にしがみついて登っていきました。
ゴム手袋をはめて、がしがし登るのは登山というよりもボルタリングなどに近い感覚でした。
傾斜が厳しい為に上部はほとんど見えず、ゴールが見えない。
ひたすら岩壁と睨みあった状態で、登り続けるはしんどかったですが、
アトラクションをやっているような気分にもなり、楽しくもありました。
しかし、標高は4000mすでに富士山よりも標高が高い中ですこしでも急ごうとすると息は切れ、全身に疲れを感じます。
「急がば回れ」という言葉を体感しました。
そんな中、ガイドのバルバナスは明るく振る舞ってくれました。
彼は前日、このバランコウォールについてこのように語ってくれました。
「おれたちは、バランコウォールの事をbreak fast wall(朝食の壁)と呼んでいる、朝食を食べた後に運動するための壁だ。壁と聞いて、怖がる必要はない。バランコウォールは楽しいエクササイズだ!」
いつも、バルバナスは自分たちがネガティブにならないような言葉を語りかけてくれました。
この日も、苦しがっている僕に
「良い運動になっただろ?」
と、笑顔で話しかけてくれて、頑張ろうと思えました。
壁と格闘してると、だんだん壁の終わりが見えてきました。
この頃には、天気もだんだんと晴れてきてとても良い気持ちでした。
苦しみながら、楽しみながら壁を登り終わると
こんな絶景が、、
雪山へと続いていく山道に背筋がゾクっとします。
このあたりは、写真からも分かる通り完全なる砂漠地帯です。
植物は岩にへばりつく苔のみ。
変わり映えのない景色をひたすらに登っていきます。
この日あたりから、簡単に高山病にかかる標高になってきました。
少し歩くと、息が切れ頭痛がやってくる。
日常で歩くペースの半分くらいのペースで、登っていきました。
途中のランチ休憩では、ほとんど昼食に手が付けられないほど、体調が悪くなっており、それでも食べないともっと体調が悪くなると言われ、朝持たせてもらった、バナナやビスケットなどを無理やり口突っ込んで、食べました。
ランチが終わり、再び歩き始めると、サブガイドのジャクソンが
「おれのジャクソンっていう名前はマッコジャコーから、きてるんだ」
と言い始めました。
僕「マッコジャコーってだれ?」
ジャクソン「マイケルジャクソンだよ!知らないの?」
僕「知ってるよ!!一緒に歌おうよ!Heal the world make it a better place♪」
ジャクソン「For you end for me and entire human racce ♪」
大好きなマイケルの歌に助けられ、なんとか気力を振り絞り登り続ける事ができました。
歌の力の偉大さに、改めて感謝しました。
広大の自然の中で一緒に歌った、Heal the worldやWe are the worldは最高に気持ちが良かったです!
僕たちが登ったマチャメルートは、本来7日で登るルートなので
4日目はバランコキャンプからカランガキャンプまで登るのが普通なのですが、僕たちは6日間で登る日程だったので、この日はカランガキャンプを過ぎてバラフキャンプまで登りました。
カランガキャンプの近くが最後の水場で、ポーターの方々は、カランガキャンプの近くから水をくみ上げ、約10Lの水をバラフキャンプまで運んでいました。
重い荷物をポーターさんに持ってもらっている為、身軽な恰好で登っている僕たちですら、相当きついのに、10Lの水を持ちながらポーターさんは軽々しく山を登っていきます。
そんな姿も自分を力づけてくれました。
カランガキャンプを過ぎたあたりからは、乾燥した岩場が広がる地帯で、傾斜もかなりキツかったです。意識が朦朧としながら、頭痛を感じながら登っていると、自分にとってのヒーローである、アントニオ猪木と、ラッパーのZornが脳内で僕を元気づけてくれました。
そんな様にして歩いていると、崖の上の方に鮮やかなテントが見えてきました。
もう少しで、キャンプ地だと安心しましたが
崖を登る訳にもいかず、崖の裏側まで回ってキャンプ地を目指しました。
キャンプに近づきたい気持ちで、ペースが上がると息が切れ頭痛が激しくなります。
その為に、ゴールが見えているのにゆっくり登っていきました。
途中でキャンプに先に着いたポーターさんたちが、自分たちの荷物を持ってくれました。
きっと走れば、5分くらいでいける距離を1時間くらいかけて登ったと思います。
なんとか、キャンプについた時にはかなりグッタリしていました。(写真は頑張って笑ってます。)
キャンプについたのは、たぶん15:00くらいだったと思います。
時計を見る余裕もなく、はっきりとは覚えていないです。
キャンプについてお茶までの間、休憩していてと言われテントに潜りこみ仮眠をとろうと思いましたが、空気が薄くうまく眠る事ができません。トイレに行こうと思い、テントを出ますが、出ただけで、息がきれトイレにいくにも、普通のペースで歩けば、ぜえぜえ言ってしまうほどでした。
標高4600mでは、休憩するのも大変でした。
テントで休憩し、お茶を飲んでいると夕食がでてきました。
パスタのような、焼きそばのようなものがでてきました。
しかもかなり山もり、、
この時の体調では全然食べる事ができず、3人で3分の1くらいしか食べる事ができませんでした。
夕食を食べ終えると、ガイドのバルバナスが山頂アタックについて話してくれました。
「今から11:30まで仮眠を取ってもらい、その後、軽食をとり12:30に山頂にむかう。7~8時間かけて、山頂に向かうが、距離でいうとたったの5kmだ。今日までの登山をこれからの山頂アタックに向けての練習だ。これからがいよいよ本番になる。しっかりと休んで、本番にそなえてくれ。」
説明を受けて、この日は仮眠を取るために、テントに向かいました。
治らない頭痛と、浅い呼吸で、疲れているのになかなか眠る事ができません。
山頂に向かうワクワクと、高山病の恐怖と、緊張しながら、胸を高ぶらせながら、何度も寝袋の中で寝返りをうちました。
テントの外は星の明かりが、他の明かりに邪魔されていないせいか、宇宙に近いせいか、とても輝いていました。
次回、ケニー意識を失う。
お楽しみに!
キリマンジャロ登山~登山編ー3日目ー異世界へ~
ジャンボ!
自粛中で時間があるので、ブログをどんどん更新していきますよ!!
みなさんも、時間がある時にぜひ読んでください。
ブログは登山3日目から
3日目は朝から結構寒かったです。
ちょっとずつ、頂上が見えてきました。
この日は、朝5:30に起床し
前日と同じく、アリが洗面器に持ってきてくれたお湯で顔を洗いました。
朝ご飯は前日と同じく、チャパティでした。
歯を磨き、準備を済ませて登山スタート!
この日は7:05くらいにスタートしました!
3日目は、一度ラヴァタワーという標高4,630mの地点まで行き、高度順応させてから、標高3960mまで下るという日程でした。
なんで、せっかく登ったのに下らないといけないんだい!!??
と思いましたが、このように高度順応させる事で、高山病になりづらくなり、登頂率が上がるらしいです!!
登り始めると、前日同様に植物がどんどん少なくなっていきます。
この日あたりから、スマホの充電がほぼなくなってきたので、極端に写真が少なくなります💦
ご了承ください、、
標高4000mを超えると、植物は岩に張り付いている、低い草だけになりました。
それでも木がなくなった分、見晴らしはよくなりました。
ガイドのバルバナス曰く、写真の部分では頂上は見えていないらしいです、、
それでも上部の氷山の姿が見えてくると、気分はとてもいい!!
ひたすらに、ラヴァタワーを目指して歩きます。
当たり前ですが、登山中はほとんどトイレがありません。
しかし、1日に水を3L飲む事が推奨されています。
ガイドの方も、「高山病に一番効く薬は水だ。」とおっしゃっていました。
その為にめちゃくちゃトイレに行きたくなる、、
僕はその辺でチャっとできるからいいですが、
女子たちはそうもいかない、、
しかも植物が少なくなり、目隠しがどんどん少なくなる、、
なので、歩きながら隠れやすそうな岩を探して、うまく隠れられそうな所にトイレに行くという行動を繰り返してました(笑)
登山中は、休憩を取る回数がすごく少なく
その代わりにゆっくり歩いてくれますが、それでもかなりしんどくなってきます。
人がトイレ行っている間に少しだけ休憩をとり、チョコとかキャラメルとかを食べエネルギーを補給する。
そのようにして、登りつづけていきました。
登り続けると、前日のサバンナのような景色から、山は完全にアルペンデザート=高山砂漠に姿を変え、一面灰色で代わり映えのない、景色になりました。
そんな中、大きい方のトイレに行きたくなり
大きい岩に隠れて、用を足していると
「ケニー?」という声がどこから聞こえてきました。
僕は隠れているのに、何故声をかけてくるの?と思っていたら
僕のおしりの一部が下から登ってくる人たちには見えていたそうで、、
その中に昨日出会った、ジョーがいて僕のおしりが見えたらしいです。(笑)
まさに『頭隠して尻隠さず』
めちゃくちゃ恥ずかしい。
ジョー:「綺麗なお尻だったから、恥ずかしくないわよ」
そういう問題じゃない(笑)
みなさんももし岩に隠れて、大きい方をする際には、ちゃんとおしりまで隠れるような岩を探してくださいね。
11:00過ぎ
標高が4,500mに近づき、すぐに息が切れるようになってきます。
一緒に登ってる友達のミワの体調が少しずつ悪くなってきました。
そのうえ、気温も下がってきて追い打ちをかけます。
顔がみるみるに青くなってきて、とても辛そう、、
いよいよ本格的に高山病にかかりやすい、標高になってきました。
速度を緩めながら、それでも登り続けます。
そんな僕たちの横を、ポーターさんたちはヒュンヒュン通り過ぎていきます。
本当にヒュンヒュンと風を切る速度で登っていました。
ミワはとても辛そうですが、僕もここでまたもや頭痛が発生。
一気になにも楽しくなくなり、ひたすらにラヴァタワーに着くまで這うように登っていきました。
12:30
ラヴァタワーに到着
ラヴァタワーに到着した時には、スマホの充電はなく写真もありません、、
大きい岩がゴロゴロと転がっている所で、朝持たしてくれたランチを食べました。
ランチは、骨付きチキンと、ゆで卵と、ビスケット、バナナでした。
動いているはずなのに、全然お腹が空きません。
時間をかけて、チキンとゆで卵を食べましたがビスケットとバナナは食べられませんでした。
ミワはこの時、とても気分が悪そうでランチもほとんど手をつけていませんでした。
ランチの時、昨日出会ったアメリカから来ているジョーとポーが近くにいて、
袋に入った、硬めのエナジーゼリーのようなものをミワにあげてました。
それならなんとか、ミワも口に運ぶ事ができたみたいで、ゆっくりと食べていました。
僕もポーから一口もらいましたが、独特のアメリカのチェリー味のエナジーゼリーは食べると、元気になりました!!
このラヴァタワーは、9℃ほどの気温で、風が吹いているので、じっとしていると、汗が冷たくなり、かなり冷えてきます。
なので30分ほど休憩し、再び出発です!
ラヴァタワーからこの日のキャンプ場であるバランコキャンプまでは、あとは下るのみなので、少しは楽でした。
少し楽なのは嘘ではないのですが、下るペースがすごい早い、、
靴のサイズは合ってるはずですが、下ると足の母指球のあたりがすごく痛い。
ペースに合わせるのが、とても大変でした。
下っていくと、今までの高山砂漠から一転、植物がどんどん姿を現し始めました。
この植物たちが、とても不思議な形をしており、
もし何も知らずに、朝起きてここにきていたら、異世界に迷い込んできてしまった。という錯覚を引き起こすだろうなと思います。
濃霧と奇妙な植物に囲まれながらも、なんとか15:00にバランコキャンプに到着。
このあたりの写真は、僕意外の2人のスマホで撮った写真です、、
それにしてもこの時の僕の、ふてぶてしさはすごいですね。(笑)
到着時には、かなり頭が痛かったですが
この日には、かなり楽しみにしていた事がありました、、
それが、、
カップヌードル!!!!!!!!
カップヌードルは標高が高い所だと、100℃以下でお湯が沸いてしまうので
それを考慮して、すこしぬるめのお湯でも食べられるようになっているんですね!!
標高4000mでのカップラーメン、、
なんだこれ
うますぎる、、
頭痛も、疲れも一瞬で吹っ飛びました。
比喩ではなく、本当に元気になりました。
安藤百福さん、ありがとうございます。
カップヌードルを食べたあとは、テントで夕食まで休憩。
この日の夕食は、、
大量のじゃがいも。
この日も食欲はほとんどなく、全然食べる事ができませんでした。
(カップヌードルは食べました、、)
食後に、バルバナスが次の日の説明をしに来てくれました。
ついに、4日目の夜中は頂上アタックの日です。
これより、標高が高い所では睡眠をよく取ることもできないらしい。
とりあえず、よく睡眠をとるようにと言われました。
次の日は、マチャメルート名物「バランコウォール」が朝から待ち受けているらしいです、、
ウォール??
壁??
え?
次回ケニー、すごく苦しむ。
お楽しみに!!
キリマンジャロ登山~登山編ー2日目ーウクレレとケニー~
ジャンボ!
キリマンジャロから帰ってきて1カ月半が経ちますが
山に行きたくて、ワクワクしています、、
早く自由に外に出かけられる日が来るのが待ち遠しいですね、、
ブログは登山2日目から
朝6:00にポーターの中でも、ウェイター役をやってくださっているアリが起こしに来てくれました。
起きるとすぐに、洗面台に暖かいお湯を用意してくれて
それで顔を洗って準備をすませ
朝ごはんを食べに、大きなテントに行きました。
朝ごはんは、右上にあるのがアボカドで、左上にあるのがチャパティです。
チャパティにバターとアボカドをのせて 、塩をかけて食べると激うまでした!
朝ごはんを食べ、歯を磨いていると
ガイドのバルバナスがやってきて
バルバナス:「水はあるか?ハイドレーションと水筒をポーターに渡せば、満たしてくれるから、いれてもらっておきな。」
なんか、いちいちかっこいいな、、
ハイドレーションに2L、水筒に1L。
計3Lの水をリュックに入れて、出発しました!
2日目は、標高3000mからシーラケープと呼ばれる標高3750mのキャンプ場まで登りました。
標高が上がるにつれて、気候と周りの風景が変わって行きます。
1日目の熱帯雨林とは変わり、低い植物が増えてきました。
この地域は、moorland=泥炭地と呼ばれる地域で
サバンナのような風景が広がっていました。
この日は6日間のツアーの中でも一番、歩く距離が短い日で
午後13:00にはキャンプに到着する日程でした。
歩き始めると、昨日教わったキリマンジャロの歌をだんだんと覚えてきました。
僕:「ジャンボ、ジャンボ、ボワナ、ハバリガ二!」
ジャクソン:「めっちゃ覚えたじゃん!」
スワヒリ語の歌詞の意味を教えてもらいながら登っていくと
また片頭痛が襲ってきました。。
片頭痛がきた瞬間、一気に楽しくなくります。
昨日とは違い、この日は晴れていた為にそんなキツくはなかったので
なんとか穏やかに登り続ける事ができました。
登り始めてから2時間半で、一度休憩を取ろうという事になりました。
この休憩した場所では、崖をちょっと登ると良い眺めだといわれ、、
登ってみると、、
下界を一望する事ができました!
自然が広大で、初めてこの山を登った人はどうして登ろうと思ったんだろう、、
と考えさせられました。
相棒のロシナンテをぱしゃり。
こころなしか、笑ってるように見える、、
登山中にも食べられるように、日本から大量の飴を持ってきていたので、登りながらなめてました。
大好物の金のミルクをなめながら登っていると、気分もだんだん上がってきます!
歩き始めてから4時間ほど経つと、、
だんだん植物が少なくなってきて、岩肌が目立つようになってきました。
ちょっとずつ、植物も涼し気な雰囲気を持ち始めます。
植物が生きていける標高には限界があるそうで、
森林限界と呼ばれる、植物が生きられる限界の標高は3600m~3800mだそうです。
この日泊まるキャンプの標高が3750mなので
登っていくにつれて、だんだんと植物の数が少なくなっていきます。
この日は霧が濃かったり、途中少し雨が降ったりしましたが
ほとんどは好天で、登るのは楽でした!!
午後13:00
シーラケープキャンプに到着!!
ポーズはわが母校、東京農大の名物「大根おどり」のつもりです(笑)
この日は早くキャンプ場についた為
キャンプ場で、お昼ごはんを食べました!
大量のパスタと焼きそばのハーフみたいなやつ(笑)
とパパイヤがお昼ご飯でした!
味は本当に、パスタと焼きそばのハーフみたいな感じ!!
標高が4000mに近づいてきて
だんだんと慢性的に胸やけするようになってきました、、
その為に全然食欲が出ずに、お昼はあまり食べる事ができませんでした、、
お昼を食べ終え、すこしの仮眠をとりました。
この日も疲れていた為に、すぐに仮眠をとる事ができました。
仮眠から目覚めると、すごく気持ちいい!!
お茶を用意したから飲みなと言われ
大きなテントに移動
お茶を飲んでいると、メンバーの紹介があると言われ
外に呼び出されました!
ポーター、シェフ、ガイドの計12名が歌でお出迎えをしてくれました!
タンザニアの人たちは、下半身の関節が日本人より多いのではないだろうか?と思うくらいに、気持ちよくおしりを揺らし、手拍子しながら歌を歌ってくれたのですが、、
これがすごいのれる!!
なんか踊りだしたくなるリズムでとても素敵でした、
そのあと皆の自己紹介をしてくれました。
やはり陽気な人たちで、とても楽しかったです!
その後、大きなテントに戻る途中で
自分のテントからあるものを、取りにいきました。
実はぼく、なるべくいらない荷物を減らさないといけないキリマンジャロの地において、、
ウクレレを持ってきました!!
そのウクレレをテントに持っていき
ジャカジャカ、弾いてると
とても楽しい!!!!!
無駄だけど、無駄じゃなかった!!
何曲か弾いていると、突然、、
「ノックノックこんにちはー。」
とすらすらとした日本が聞こえてきました、、、
どういうこと!!??
と思っていると、アジア系の顔をした男性と
白人の女性がテントに入ってきました!
話を聞いてみると
この二人は、アメリカから来た登山者で
韓国系アメリカ人の男性のポーは日本語が少ししゃべれるとのこと!
そして、どこからか音楽が聞こえてきたので入ってきてくれたそうです!
ウクレレ持ってきててよかった!!
それから、何曲か一緒に歌っていると
女性のジョーが、ちょっとこの辺を散歩してみない?
と言ってきたので、
キャンプの周りを散策しました!!
このシーラケープ、昔は洞窟状になっている所に人々は泊まっていたらしく
いまでも洞窟の中に入る事ができます。
しかし、洞窟の中で寝泊まりする事は現在禁止になっています。
みんなで洞窟の中に入ってると、突然
ジョー:「この崖登らない?」
僕:「!?」
結局、僕はサンダルだったので登らなかったですが、
一緒にいった友達のレイが、ジョーと一緒に登ってました(笑)
写真でみると結構の崖ですね、、
僕たちは、迂回をして崖じゃないところから登りました!
洞窟の上は小高い丘になっていて
山でよくみる、石を積み上げたやつがたくさんありました!
ジョー:「一緒にこれ作ろうよ!」
皆で、石を運んで積み上げました(笑)
ジョーとポーはてっきりカップルなのかと思っていたら
全くそんな事はないらしく、、
ジョーが長い休暇を取れたので、会社中の人に一緒にキリマンジャロ登ろうよ!
って言って回ったら、ポーがいいよ!って言ったらしく(笑)
一緒に来たらしいです!
数回話した事がある程度だったらしいのですが、、
すごい行動力(笑)
丘を下ると、ご飯の時間だったので、ジョーとはお別れしました!
この日も、昨日のスープがでてきて
スープを食べ終えると
山もりのグリーンピースご飯みたいやつと、ビーフのトマト煮がでてきました!
これも結構おいしかったですが、
胸やけのせいで、あまり食べる事ができませんでした、、
この日も、ご飯を食べ終えるとバルバナスが次の日の説明をしてくれました!
バルバナス:「明日も7:00に出発するけど、今日君たち遅かったから、もう少し早く起こすね。」
と言われました。
ごめんなさい。(笑)
日本人は時間にシビアな、はず、
この日も、ご飯を食べ終えてテントに行きました。
当たり前ですが、この6日間はシャワーに入りません。
なので、汗拭きシートで全身を拭きますが
長時間の歩行で蒸れてお尻がかぶれてきた、、
試しに、汗拭きシートで拭いてみると、、
死ぬほど沁みました、、(笑)
しかし、拭いたらすっきりし
その後はすぐに、眠ることができました!
次回、ケニー異世界に行く。
お楽しみに!!
キリマンジャロ登山~登山編ー1日目ー~
ジャンボ!
みなさん自粛生活はいかがお過ごしでしょうか?
僕のブログが暇つぶしになれば嬉しいです!
さていよいよ、ブログは登山編になります!
今までのブログはながい前説のようなものです(笑)
物語の本編になりますよ!
キリマンジャロは、山を登る過程で地球上のほとんどの環境を体験できると言われています。
熱帯雨林にはじまり、サバンナ、砂漠、氷河、、
美しい景色と共に、登山をする事ができます。
まず僕たちが入山してすぐの一日目は
標高1790mのマチャメゲートから、標高3010mmのマチャメキャンプまで登りました。
13:00 登り始め
ゲートから一歩足を踏み入れた瞬間に、濃い緑の熱帯雨林に囲まれました。
湿度の高さと、高い木によって日光が遮られる事によって、午前中にいたモシの町とは同じ国にいるとは思えないほど、環境の大きな違いを感じました。
今にも恐竜がでてきそうな、おぞましい雰囲気の森にテンションぶち上げでした!
実は僕たちのガイドは前回紹介した、バルバナスだけではなく
サブガイドのジャクソンという方もいました!
ジャクソンは陽気で、いつも笑ってるか歌ってるかしていて、めちゃくちゃ面白かったです!
湿度が高い上に、キツイ傾斜の山を登る中
ジャクソン:「キリマンジャロの歌しってる?」
僕:「知らない。」
ジャクソン:「ケニーも一緒に歌おう!ジャンボ!ジャンボボワナ!ハバリガ二!Say!」
僕:「なに?ハバりなに?」
最初の方は楽しく、にこやかに話していました。
僕:「ジャクソンは彼女いないの?」
ジャクソン:「おれは女性を信じられないんだ。」
僕:「え?(笑)なにがあったの?」
ジャクソン:「ガイドの仕事をしていて、下界にいない時に、前の彼女が他の男と浮気してたんだ。タンザニアではお金を持ってる男がモテるから、頑張って働いたのに、その間に浮気をされて、もう女性は信じられないよ。」
僕:「。。。ドンマイ」
ジャクソンは見るからにいい奴そう感が漂っているのですが、なんか騙せそうな雰囲気を持っていて、シンパシーを感じていました(笑)
登り始めてから、2時間ほどたち
歌ったり、話したりしているうちにだんだんと雨が降ってきました。
最初の方はにこやかに、登っていたのですが、、
雨と急な坂道に、体力がどんどん奪われていきます。
ガイドの二人は
「ポレポレ、ユックリ。ハクナマタタ。」
(ポレポレはゆっくり、ハクナマタタは上手くいくさ、という意味)
と声をかけてくれるので、ゆっくり登りますが
それでもかなりしんどい、、
しんどい中、登りつづけていると
小さい時から、いつも自分を苦しめて来た片頭痛が襲ってきます。
雨など気圧の変化で日常でも片頭痛が発症するのですが
標高が高くなるのに加え、雨が降るという、ダブルの気圧攻めにより頭は割れるように痛い。
片頭痛を持っている人は分かると思うのですが、頭痛がひどくなってくると、視界が狭まってきて、頭の血管が脈を打っているのを感じます。その脈に合わせて、ドクンドクンと激痛が走ります。
孫悟空が頭に巻かれてる、あの金のやつが脳内イメージから離れない、、
そんな状況の中、苦しみながら、唸りながら登っていきました。
レインウェアは来ているのですが、頭痛による冷や汗と、雨と、蒸れとで、グチョグチョになり、最悪に気持ち悪かったです。
助けてロキソニン先輩!!!
ロキソニンをおもむろにだし、摂取
1時間経過
痛み強化、、
気絶寸前、、
「あぁどうしてこんな高いお金を出して、死にそうな思いしないといけないんだろ。」
自分で選択しておいて、、なんか腹がたってきました(笑)
歩き始めて5時間が経ち
バルバナス:「もうすぐで着くよ。痛みはどんな感じ?」
僕:「あんま変わらない、、」
バルバナス:「ソバニイタイヨ、キミノタメニデキルコトガ~♪」
僕:「?????」
ガイアアフリカのツアーは日本からのお客さんが多いために、日本の歌を覚えてしまうそうです!
あぁなんかちょっと元気でてきた。
~30分経過~
僕:「まだ?」
バルバナス:「もうちょっとだ! ソバニイタイヨー♪ ハクナマタタ!」
あぁ、、、
~30分経過~
ようやく、一泊目のマチャメキャンプが見えてきました!!
この頃には天気も回復してきました!
しかし頭痛は収まらず、、
実はあまりこの辺の記憶はうっすらとしか覚えていません、、(笑)
写真を見ると
あれ?以外と笑顔じゃん
どこか引きつってますが、、
ゴールの達成感でなんとか笑顔になれたみたいです。
キャンプ場はこんな感じでした。
キャンプ場につくと、キャンプ場に宿泊するための手続きの為に、記録帳に名前を書きました。
僕たちのツアーはガイド、サブガイドの他にシェフ、ポーターの方たちもいました。
ポーターさんは9人おり、すごい勢いで山を登っていき
先にキャンプ場で、テントを建ててくださっていました。
僕たちがキャンプ場に着くと、もうテントが用意されており
すぐに休めるようになっていました。
本当にありがたい、、
自分たちのテントに戻りビショビショの服を着替えると、すぐに寝袋にくるまり、震えながら仮眠をとりました。
すこし時間が経ち
バルバナス:「ケニー大丈夫か?」
僕:「あぁまだ痛い、、」
バルバナス:「お茶入ったから、飲みなさい」
僕:「ありがとう」
なんとか這うようにテントから抜け出し
食事用のテントに行くと、、
山盛りのポップコーンが用意されていました!!!!
このポップコーンがめちゃくちゃうまい、、
ポップコーンを食べてると、だんだん頭痛も収まってきて、すこしずつ楽になってきました。
お茶を飲みながらゆっくりしていると、
ご飯が運ばれてきました!!!
この不思議な色したチキンスープと言われたスープ
蓋を開けた瞬間に、湯気がたちこめいい匂いが、、
マチャメキャンプは標高約3000m。
夜は結構寒いです、、
寒い中食べるこの不思議な色をしたスープは疲労を吹っ飛ばす、最強のうまさでした!!!!
きっと日本で食べてもそんな感動するほどのおいしさはないんだろうな、、
環境によって食べ物のおいしさって、全然ちがいますよね、、
スープが食べおわりそうな時
山もりの炊き込みご飯のようなものが運ばれてきました!
ご飯のまわりには、甘くないバナナが!
タンザニアでは、甘くない食事用バナナが主食として食べられており
じゃがいものような味がするこのバナナは、普通においしかったです!
ご飯を食べ終えると
ガイドのバルバナスが、次の日の説明と体調の確認をしにきてくれました。
翌日は、6時に起き7時には出発するという説明を受け
その日は終了でした!
ご飯を食べ終えると、急激に睡魔が襲ってきて
すぐに爆睡できました。
1日目は片頭痛に苦しめられましたが、ご飯のおかげでなんとか楽しく締め切る事ができました!!
次回、ケニー、ウクレレでお友達を作る!!
おたのしみにー
キリマンジャロ登山~入山編~
ジャンボ!!
いよいよ、大変な騒ぎで世界が混乱していますが
皆さんは元気にしているでしょうか?
旅先で会ったいろんな国の人が日本の現状をニュースで見て
連絡をくれますが、今はどこの国も大変な状況ですね💦
また、世界を自由に旅できる日が待ち遠しいです、、
旅人には厳しい時期ですが、頑張って今は耐えましょう。
ブログは前回の続き
ツアーの説明から入山までです!
入山の前日
申し込んだツアーのガイドさんがホテルまで来てくださいました!
僕が申し込んだツアーはガイアアフリカというツアーです。
準備編にツアーの値段など詳しく書いたので、そちらもぜひ読んでみてください!
キリマンジャロ登山~準備編~ - ケニーくんは落ち着きがありません。
僕が泊まっていたホテルは
ガイアアフリカと同じ現地の方が経営しているらしく、
ツアーガイドの方がわざわざホテルまで来てツアーの概要を説明してくださいました。
ホテルの最上階にキリマンジャロが一望できるレストランがあり
ガイドの方はレストランで登山についての説明をしてくださいました。
今回ガイドしてくださったのは、バルバナスさん
写真では陽気な感じがしますが、、
かなりのクールガイで彼なら信用できるなというのが第一印象でした!!
バルバナス:「はじめまして、私が今回ガイドを務めるバルバナスだ。今回は私たちガイアアフリカを選んでくれてありがとうございます。私たちは登山を通してあなたたちと一緒に、素晴らしい体験を共感していきたいと思っています。」
すごいちゃんとしてる!!!!
そのあとそれぞれの自己紹介をしてから日程の話がありました。
僕たちの選んだルートはマチャメルートというルートでした!
このマチャメルートは、通常5泊7日感で登るルートでしたが
僕たちは卒業式の日程の関係で4泊6日のルートで行きました!
(結局、コロナの影響で卒業式は中止になってしまうのですが、、)
泊まったキャンプは全部で5つ
入山
一泊目:マチャメキャンプ
二泊目:シーラケープキャンプ
三泊目:バランコキャンプ
四泊目:バラフキャンプ(この日は、18:00~22:00まで睡眠 23:00~夜通しで山頂アタック)
五泊目:ムウェカキャンプ
終了
という流れでした。
日程の話が終わったあとは、装備の確認になりました。
頂上が-10℃まで下がるキリマンジャロを登るには、かなりしっかりした防寒装備が必要となります。
登るために何が必要か説明してもらい、ないものはレンタルしました!
~レンタルしたもの~
スキーパンツ
スキーグローブ
寝袋
寝る時のマット
ハイドレーション
水筒
トレッキングポール
自分でもっていったものなどについては、上にリンクが張ってある準備編を見てください!
レンタルが終わると、お金の支払いになりました。
オンラインでの送金ができる時間がその日は終わっており、、
しかも次の日は日曜日で銀行がやってない関係で、、
できるだけ現金で支払ってほしいという事になり😢
ATMでお金をおろしまくりました、、
おろした金額なんと、、
140万シリング=約7万円
タンザニアシリングの一番大きい紙幣が10,000シリングなので
140枚おろしました、、
人生初の札束、、(笑)
重みがすごかったです、、
なんとかお金の支払いが終わると
青年海外協力隊の方々がたまたま僕らの泊まっていたホテルで打ち合わせをしており
現地のおいしいお店を教えてもらいました!!
そこで食べたのが、ムシカキと呼ばれる焼き取りとトリの丸焼き
それをテイクアウトし、ホテルの食堂でビールを買って入山の前夜祭をしました!
ホテルの屋上でキリマンジャロをながめつつ、、
最高でした、、
このトリの丸焼きがもうめちゃくちゃうまい!!
味はタンドリーチキンのようにスパイスがしみ込んでいる感じでした。
この日は結局5本くらいビールを飲み、、
大満足!!!
気持ちよくなりながら、次の日に向けて寝ました。
朝目覚め、入山当日!!
朝の9時に集合という事で、装備を全て揃え
ホテルに迎えに来る、ツアーの方々を待ちました。
迎えに来た車には、ポーターなどの方々を含め総勢12名が乗ってました。
バルバナス:「マチャメゲートまではここから小一時間くらいかかる、途中でヘッドライトの予備電池を買いに行くよ。」
大きめのバンのような車に乗り、ホテルを出発!!
いよいよキリマンジャロが近づいてきました、、
途中でヘッドライト用の電池を買い
入山口に到着!!
マチャメゲートには、いろんな国から来た人が集まっていました!
みんな世界の状況について共有していてとても良い空間、、
皆がキリマンジャロに登るという共通の目的を持っている為に仲間間が漂っていました!!
ゲートでは入山許可をとるために1時間くらい待たされました。
その間にバナナやビスケットなどの軽食を食べてました!
そんな時間を過ごしていると、
待っている人々の中にひと際目立つ存在が、、
ロシアから来たマルゲリータちゃん!!!!
かわいい、、
もうすっごいかわいい、、(語彙力)
こんなに小さい子がキリマンジャロ登るんでしょうか、、
一緒に登りたい、、って思っていたら
ガイドの方に
「用意ができたから行くぞ」
と言われ、マルゲリータちゃんとはお別れでした、、
入山口での写真
この頃は笑顔です、
この頃は、、
次回「ケニー苦しむ」
お楽しみに!!!
キリマンジャロ登山~玄関口の町-モシ編~
マンボ!!
現状はというと
絶賛、自宅自粛中のケニーです。
3月という時期に、アフリカに行ってしまった自分を後悔しています。
あと一カ月はやく行っておけばなんの問題もなかったのでしょうが、
アフリカでもアジア人は無条件で差別されるし、日本に帰ってくれば海外に行ってたいたという事で、隔離、自粛をしなければいけない生活、、
自分の行動が行けなかったのですが、なんか悲しいです。
海外に行くという事のデメリットやリスクについても考えされてしまう、旅になりました、、
ブログは、前回の出国手続きの途中から書いていきたいと思います!
空港からでると、ATMでお金を引き落とそうと思いましたが、
あたりまえですけど、現地の通貨でしかおろせない!!
ネットの情報では、USドルが使える所が結構あるとの事でしたが、、
計算されるレートが悪かったり、現地っぽい所では使えませんでした。
なので、タンザニアでは現地の通貨を持っていた方がなにかと便利です。
比喩ではなくて、、
1$=2300シリング
!!??
混乱しました、、
ATMでお金をおろそうと思った時は、まだ1シリングがいくらなのか分かっていなかったので、おろそうとしたときに、最低4000シリングからでなんかびびっておろすのを辞めました(笑)
出口では、すぐにガイアツアーのドライバーさんと合流でき
早速、ホテルに向かいました。
ドライバーさんが、ふとアラビア語っぽい言葉を現地の人に喋ってたので
「お兄さんムスリムなの?」と聞くと、そうだと言ってました。
ドライバーさんの話によれば、モシの町では40%くらいがムスリムらしく、町中でも礼拝の合図のアザーンが、よく聞こえてきました。
ホテルはモシの町中にあり、車で1時間くらいのところでした。
MBUGANI HOTELというホテルで、JICAの方御用達のホテルらしいです。
ホテルの代金もツアー代に含まれており
どんなホテルかなと思っていましたが、、
めちゃくちゃ綺麗!!!
もうすっごい綺麗!!(語彙力)
普段、海外ではドミトリーに泊まる僕にとって、一人用のベッドだし、シャワーとトイレは部屋についてるし!
最高でした、、
ホテルについてからは、町を散策しに行きました。
町では、僕たちの顔を見た瞬間に、口元を隠されたり、、
コロナと言われ笑われたりしました、、
悲しいね、、
でもしょうがないよね、、
お腹が空いたので、町中にあるホテルのレストラン(自分たちの所とは違う所)
に入り、ドライバーさんが教えてくれたタンザニア料理のウガリを注文しました。
付け合わせは、なんかよく分らないホウレンソウみたいなやつです(笑)
ウガリは、トウモロコシやキャッサバの粉から作られているものらしく
味は、肉まんのまんの部分みたいな感じです(笑)
味はほとんどなく、おかずと一緒に食べる主食として、タンザニアでは食べられているそうです。
一日目の探索はご飯を食べたら、すぐに暗くなってしまったので
食べ終わったらすぐにホテルに戻りました。
次回は、ツアーの説明と入山までについてです!!
いよいよ、登山が近づいてきました、、
お楽しみにー
キリマンジャロ登山~空港ー入国編~
ジャンボ!
今はドーハの空港からブログを書いています。
いろんな便が欠航になってるみたいで、コロナの恐ろしさを感じています。
今回は、飛行機と入国編です!
中東の航空会社はいくつか、利用した事がありますが、
カタール航空は初めてなのでワクワクでした!!
まずは22:00に出国し、12時間ほどかけてカタールのドーハ空港へ。
中東の航空会社は、CAさんが綺麗でユニフォームが美しいという印象でしたが、カタール航空もまさしくイメージ通りのCAさんたちでした!!!
そして、サービスがめちゃくちゃ丁寧。
ご飯の時以外も、飲み物を聞きに回ってくださったり、スナックをくださったり、とても感動しました!!
そして、ドーハ空港に到着!
めちゃくちゃ近未来な感じ、、
空港内では、SF映画みたいな電車が走ってるし、
よく分らない、銅像がいっぱいあるし、、
すげえドーハ!!ってなりました(笑)
空港では、カタールっぽいご飯を食べたい!って思いましたが、、
そんな店はなく、バーガーキングなどのファストフード店やよく分らない、ピザ屋みたいなのばかりで少し残念でした、
それでも異国っぽいものを食べたく、南インド料理を食べました(笑)
働いている人もインドっぽいなと思って、「どこから来たの?」と聞いたら、「フィリピンだよ」と言っていて、カタールでフィリピンの人が作った南インド料理を食べるているという、不思議な体験をしました(笑)
ドーハからは、6時間ほどでキリマンジャロ国際空港に着きました。(現地時間14:05)日本、中国、韓国から来た人々は、別のレーンに並ばされ、熱を測られ、消毒をさせられました、、
まぁしょうがないよね。
その後、入国審査前に謎のどこから来たか聞かれる所に行くと、「イエローカードはあるか?」と聞かれ、「ないよ」と答えると、別室に連れていかれました、、
怖すぎる。。
去年、イスラエルで2時間の尋問にあった事を思い出し、恐怖がおしよせてくる。。
ここで待ってろと言われている間に、暇そうな空港職員を見つけて、「こんにちはってなんていうの?」「ありがとうは?」などと、スワヒリ語講座をしてもらってました(笑)(焦れよ)
ようやく呼ばれると、「黄熱病の注射は受けたか?」と言われました。
自分が読んだ外務省の情報によると、日本からの渡航の場合、黄熱病の注射は必須ではないと書いてあったので、「それは、必要じゃないって外務省が言ってたよ!」と言ったものも、全然信じてもらえず、「$50で注射を受けないといけない。」と言われ、半ばキレながらも注射をうけました。
不機嫌な自分を見て「え?注射こわいの?」と聞いてきて
「は?怖くねえし?は?」みたいな幼稚園児のような会話をしていました、、(笑)
注射は普通に日本と同じようにしっかりと消毒をして、されたので安心でしたが、
アフリカに来て、いきなり注射をされるという経験は、かなりスリルがありました(笑)
注射が終わり、入国審査でVisa代の$50を払うと。
「君の名前は、、イスズケンタだね?」と審査のおっちゃんに言われ
「いや、違います」と答えると、
「ジョークだよwww外にでると日本車ばっかりさwwwイスズケンタと言われ」
ちょっとずつ、タンザニアが好きになってきました。
そんな話をしていると、審査のおっちゃんに女性がピーナツを売りにきました。
「イスズケンタにもあげるよ」と言われ、入国のスタンプとピーナッツを手に入れました。
コロナの事もあり、びびりながらの入国でしたが、タンザニア人の陽気さに少し気分が上がりながらの入国となりました!
次回「ケニー、病菌扱いされる!」
次回から、キリマンジャロの玄関口のモシについてです!!
おたのしみにー